リノシヨ

リノシヨの秘密The Secret of Rinoshiyo

リノシヨには隠された秘密がある!
リノシヨのメニューには、王道と言われた中華メニューと異なるものがあります。
そこには秘密があります。
このページからこっそり紹介していきます。

紹興酒

たぶん一話では終わらないと思います(笑)
紹興酒はモチ米を使った醸造酒になります。醸造酒ですから、日本酒やワインと同じカテゴリーになります。
もち米を長期熟成させたものは老酒(ラオチュウ)と呼ばれますが、この老酒の中で紹興市で作られたものが紹興酒です。
※スパークリングワインで例えるとシャンパーニュ地方で造ったものしかシャンパンと呼べないのと同じですね。

紹興市は中国屈指の水郷地帯になります。その中でも名水と呼ばれる鑒湖(かんこ)の水を使うのが 紹興酒の絶対条件となります。
醸造後にカメに入れて熟成させるわけですが、このカメの中で熟成させた年数が陳〇年と呼ばれるようになります。 リノシヨで提供する紹興酒は瓶とカメを用意しています。
リノシヨの瓶は3年と10年、カメは5年です。
この違いは何か?と言うとカメは熟成させたままの状態ですが、瓶はブレンドしてバランスをとったものになります。このため、作り手の技量によって5年物に10年物を加えるなどして少し加熱した後、瓶詰めをします。
このような違いがあるので、どちらが良いとか悪いとか言うことは無く、造られ方が違うのでそれぞれの味わいを楽しんでください。

紹興酒と言うとザラメで甘くして飲む方がいますが、昔 粗悪な紹興酒がを輸入していた頃、飲みやすくするためにザラメを入れた歴史の名残になります。
今の紹興酒はそのような事をする必要が無いのでそのまま飲んで楽しんでください。

飲み方はお好みで召し上がってください。そのままワイングラスに注いで飲んでも良いですし、飲みにくければロックにして飲んでもかまいません。
それぞれのスタイルで楽しんでください。
紹興酒に合う料理は?と考えましたが、中華料理はちょっと甘目の味付けになっていますので、中華全般に紹興酒は合います。次回は是非、紹興酒を楽しんでみてください。

(コラム執筆:2023.3.1)

次回は醤油ラーメンです。

お問い合わせ

下記よりお気軽にお問い合わせください。

ページトップへ戻る