リノシヨの秘密The Secret of Rinoshiyo
リノシヨには隠された秘密がある!
リノシヨのメニューには、王道と言われた中華メニューと異なるものがあります。
そこには秘密があります。
このページからこっそり紹介していきます。
俺のイタリアン 俺のフレンチ
10数年前に「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」というお店が出来ました。
立ち食いでイタリアンやフレンチを楽しむというお店は話題になったので、すごい業態のお店ができたなと思いました。
しかも破格の値段です。フォアグラのポワレが980円、ロッシーニ風が1280円という値段設定ですからどうやったらこんなことができるの?と考えていました。
もちろん薄利多売です。
どういうシステムなのかな?と思っていた時にこの本が出たので買いました。
このお店はブックオフの創業者が始めました。
原価をかけて人を集める。そして立ち食いにして回転率を高める。ということです。
飲食店は原価を30%に設定しますが、このお店は基本60%にしています。
これが可能になったのは、計算の得意な方がいて、回転を高めることで利益率がどんどん上がっていく仕組みがあることを見つけて、ここまでやれば原価率を60%かけても、これだけ回転させれば利益が出るということを数字にして「じゃ、行こう!」ということで始めたそうです。
これに加えて立地のリサーチや店の広さ、お客様の人数を計算に入れて成り立ったそうです。
シェフたちも星付きのレストランから「こういうのやろう!」ということで引っ張ってきたそうです。そのために、シェフたちの出身レストランを紹介するなどして話題性をバンバン出していったそうです。
最近は立食から座って食べるスタイルになっているようですが、当時はすごかったようです。
ボクは行ったことないんですけどね。
こういうことをしたいとは思わないんですけど、飲食店にとって計算て大事だなと感じました。
(コラム執筆:2025.7.1)
次回は・・・お楽しみ!