リノシヨの秘密The Secret of Rinoshiyo
リノシヨには隠された秘密がある!
リノシヨのメニューには、王道と言われた中華メニューと異なるものがあります。
そこには秘密があります。
このページからこっそり紹介していきます。
セロリ
洋食出身なので出汁をとる時に香味野菜としてセロリを使っていました。
ニンジン、タマネギ、セロリ、ネギ、ニンニクなどを使って出汁を取りますが、中華に移った時に(出汁をとる際に)セロリを使うのはやめよう。と決めました。
その理由は、セロリの香りが強すぎて中華の出汁なのに洋のものになってしまうからです。
※たぶん、代表的な洋のスープ"コンソメ"を作る時にセロリが入っていないと間の抜けた味になってしまうと思います。
中華に移ってからはセロリの代わりに生姜などを使っていました。
これをずっと継続して中華の出汁を取ってきたのですが、リノシヨをオープンすることで料理が洋寄りになってきました。
そんな時にたまたま八百屋さんからセロリをいただいたので、使ってみたら素直に旨いなぁ~、スープはこっちの方が旨いなぁ~と思いました。
これ以来、徐々にセロリを使うようになりました。
セロリを積極的に使うようになった衝撃的な出来事がありました。
2020年2月にスリランカへ行った時のことです。スリランカと言えばカレーですが、ずっとカレーも飽きたのでフライドヌードル(ビーフン)を食べました。
このフライドヌードルが美味い!!ビーフンですからリノシヨでも使える!!と思い、どうやって作っているんだろう?何が入っているんだろう?といろいろ思い浮かべましたが???でした。
帰国してからスープを作っている時に、ふと この香りはフライドヌードルだ!と直感して気になっていた香りはセロリであることに気づきました。
これがきっかけで、セロリを積極的に使うようになりました。
一般的に中華屋さんではセロリを使う事はありませんから、リノシヨと他のお店との違いは「セロリ」です。
※リノシヨでのセロリは香りづけのモノであって目の前にセロリが並ぶことはありません。
※後日談になりますが、スリランカで食べたものは中華だったのに洋の味付けだったのはスリランカがイギリスの植民地であったことが関係しているんじゃないのかな?と思います。
次回は・・・五目あんかけおこげ